K.I.H.S.WEBコラム

2015.11.06

意外と知らない? “英検”の特徴とメリット

東京・大阪などの主要都市だけでなく、全国各地にて今や年間200万人を超える人たちが受験する英検。インターナショナルスクールのような学校はもちろんのこと、公立・私立の中学校や高校でも実施されています。英検の資格を取得すれば語学力の高さを公的に証明することができ、さまざまな場面で役立てることができます。ここでは、英検の特徴や、インターナショナルスクールで資格を取得することによって得られるメリットについてご紹介します。

改めて知りたい! “英検”ってどんな検定?


英検とは、日本英語検定協会が実施しているもので、読む・聞く・話す・書くという4つの能力の程度を確認するための検定です。検定は5級から1級まであり、4級までは筆記試験とリスニング試験、3級からはこれに面接試験が加わります。なお、面接試験は2次試験となっており、受験するためには1次試験である筆記試験とリスニング試験に合格しなければなりません。

そんな英検には、成績優秀者表彰制度があります。3級から1級まで、各級の検定において優秀な成績を修めた方には協会から賞状が贈られ、表彰されます。賞には個人賞・団体賞という2つの部門があり、それぞれの部門に複数の賞があります。

こんなに沢山ある! 英検のメリット

「資格を持っていると何かと便利」という考えから、インターナショナルスクールの生徒をはじめ、さまざまな方が受験する英検。そんな英検には、ほかにもいくつかのメリットがあります。以下で、英検を取得することによって得られるメリットについてご紹介します。

・進学に役立つ
英検は、東京・大阪をはじめとした全国の地域の大学で入試優遇・単位認定の対象となっており、学科試験免除、入学金免除など学校によってさまざまな優遇措置を受けることができます。例えば、英検2級以上の資格を取得していれば「1年次の授業料を全額免除」、などの優遇措置があります。

・海外留学に有利
海外留学を行うときは、留学先の国に対して、自らの語学力が留学基準を満たしていることを証明しなければなりません。その際、海外の大学で認められている“語学力証明資格”を取得する必要があります。英検は国連英検やTOEFLと同様に語学力証明資格に認定されているため、海外留学時に役立ちます。なお、留学基準は学校により異なり、準2級から入学資格として認められる場合があります。準1級以上であれば、海外の有名大学・一流大学の留学にも活用することができます。

・通訳案内士試験で優遇される
通訳案内士とは、外国人観光客に対して外国語で旅行ガイドを行う業務に携わる人を指します。通訳案内士試験は、通訳案内士になるために必要な資格です。この試験を受験する際、あらかじめ英検1級を取得しておけば、試験で出題される筆記試験のうち外国語(英語)科目の受験が免除されます。

・教員採用試験に有利
英検やTOEFLなどの試験において一定の基準を超えている場合、教員採用試験の一部が免除されるといった優遇措置を受けられることがあります。優遇対象となる基準は都道府県によって異なりますが、英検であれば準1級や1級が優遇される基準となることが多くなっています。

このように、英検にはさまざまなメリットがあります。英語力を上げたい方や上記のような目標がある方は積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。

大阪のインターナショナルスクールで資格を取得しよう!

「英語力をもっと磨きたい」、「将来は英語を活用した仕事に就きたい」そう考えている中学生も多いのではないでしょうか。大阪にある関西インターナショナルハイスクールなら、その夢へ一歩近づくことができます。
インターナショナルスクールでは、英語を実際に使いながら英語を学ぶことができます。先生や友達と英語で楽しく会話する機会も多く、お互いに切磋琢磨しあいながら、進学に必要な語学力はもちろん、海外で生活できるほどのコミュニケーションスキルを身につけることができます。

英検の取得で広がる君の可能性

英語に携わる仕事に就きたいなら、英検で最低でも2級、できるだけ準1級以上の級に合格するとよいでしょう。インターナショナルスクールであれば、英検の資格取得を目指すことができるのはもちろん、大阪で実施されている模擬国連に出席できるレベルの語学力を身につけることができます。
大阪には海外と姉妹都市を結んでいる自治体も複数あり、海外留学にチャレンジしやすい環境が整っています。英検合格を目指しているのであれば、インターナショナルスクールへの入学を検討してみてはいかがでしょうか。

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