国学院大学と高校生新聞社の主催で毎年「地域の伝承文化に学ぶ」コンテストというものが開催されています。
今年は第８回にあたり、平成２４年７月９日～９月１０日が応募期間で、このコンテストにわが校も応募し、民話創作部門（団体）の優秀賞を受賞することができました。

「地域の伝承文化に学ぶ」コンテストは各地域に伝わる昔話や伝説、祭りや伝統行事、郷土料理、方言などの文化の調査研究をもとに、学校や部などで行っている地域研究活動の実践報告を募集するものです。
本校は天王寺駅に近く、学校の場所にちなんで作品タイトルは『四天王寺の聖徳太子について』としました。
伝説を織りまぜながら、生徒と一緒に創作民話を完成させました。国語総合（上級）の授業中に取り組んだので、２，３年生で選択授業国語総合をとっている生徒8名が団体受賞者のメンバーです。

聖徳太子にまつわるエピソードを調べ、生徒一人ひとりが一つのエピソードについて書き、それを総合して一つの“お話”になりました。
日本には昔話や伝説という口承文芸も貴重な文化として残っているので、史実とされていることと関連づけることでさらに興味深くなると思います。まだタイムマシンは実用化されていませんが、思考の上でなら何時の時代に行くことも可能です。
今年は選択授業の国語総合の中での取り組みでした。来年もメンバーは変わるかもしれませんが、挑戦したいと思います。
国語科　東出　祐紀子

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