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2016.12.21
KIHS生、芸術分野でも頑張っています。
素晴らしい結果を修めてくれています。
関西インターナショナルハイスクールは英語を軸にした教育を行っている学校ですが、英語以外の様々な分野で頑張っている生徒が多数在籍しています。今回はそんな在校生の中から芸術分野で結果を修めてくれた生徒を紹介します。
まず一人目は、本学在籍中の2年生南瑠那さんです。
南さんは、10月25日から11月6日まで大阪市立美術館で開催された「2016年度二科展 デザイン部門」に入賞しました。彼女は、去年に引き続いての快挙です。
写真ではわかりにくいですが、実際の作品は、横1mほどもある大作です。これだけの作品を細かい描写で仕上げていく作業はどれだけ大変だったろうと、彼女の才能はもちろん作品に取り組む姿勢にも感動を覚えました。
また、南さんは、同時に 第14回全国ポストカードデザイン大賞(学生部門)においても、準大賞を受賞しました。下はその作品です。
南さんはすでに、二科展が終わってからすぐ、新しい作品の制作に取りかかっているそうです。彼女は、将来はこのまま絵の勉強をさらに進めていきたいという大きな夢も持っています。次の作品も楽しみにしています。
二人目は、同じく2年生の杉谷桃香さんです。
杉谷さんは、11月22日から11月27日まで大阪市立美術館で開催された、産経新聞社主催の「産経国際書展」において、U23の部門で入賞しました。注目すべきは、「高校生の部」という部門での入賞ではなく、「U23の部門」での入賞というところです。多くの高校生の作品は、地下展覧会室の廊下に飾られていたのですが、杉谷さんの作品は展覧会室に堂々と展示されており、他の作品にも負けない存在感を感じさせるものでした。
杉谷さんに、作品について聞きました。
書いてある言葉の意味は、
(写真 右)「麗日 光華を発す」
(写真 左)「春眠暁を覚えず 処処啼鳥を聞く
夜来 風雨の声 花落つること知んぬ 多少ぞ」
だそうです。孟浩然の『春暁』ですね。
作品を仕上げるにあたって、書道の「かすれ」を使うのが難しかったそうです。また、作品を書いた半紙が、杉谷さんの身長よりも大きく、(160センチくらいあるのでしょうか)
座って書くのが大変だったそうです。
幼いころから書道を続けてきたという杉谷さん。ここまでの作品を書き上げられるようになるまでには、コツコツと努力を続けてきたのだと思います。学校の勉強にも前向きに取り組んでいる杉谷さんには、これからも、持っている才能をさまざまな場面で発揮してくれることを期待しています。
国語科 2年生担任 古賀美恵
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