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2015.09.09
「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」に今年も入賞しました
「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」に今年も入賞
1989年(平成元年)にスタートし、今回26回目を迎える「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」に今年も本校生徒が入賞しました。
伊藤園が「新俳句」としたのは、特に季語にとらえられず、感じたことや思ったことを5・7・5のリズムに乗せて自由に表現できるように、とのことです。
本校では、国語教育の一環で毎年のように生徒に俳句を作る指導をしています。
指導の一環で「新俳句大賞」にも応募しており、一昨年まで3年連続で入賞しておりました。
生徒の俳句がペットボトルに載る時は、卒業後が多いのですが、在学当時の生徒の面影を心に思い浮かべながら、ゆったりとお茶を味わうことは、生徒の成長を願ってやまない教員にとっては格別の喜びです。
「関西インターナショナルハイスクール」の生徒が入賞した作品
今回「佳作」で入賞した俳句
日々育つ つららの長さ しばし見ゆ 梅原秀高(現3年生;応募当時2年生)
何気ない冬の風景が、高校生の新鮮な感性で読まれています。「つらら」という自然現象がどこかで自分の姿とも重なって心に写っているのかも知れませんね。
お~いお茶新俳句大賞(伊藤園ホームページ)http://www.itoen.co.jp/new-haiku/index.html
なお、近年の入賞作品は次の通りです。 ※いずれも応募当時の学年です
第24回佳作特別賞
小春日に 夢置忘れ 外階段 岸穂野花(2年生)
第24回佳作
夏の空 みなの青春 入り乱れ 冨永華鈴(2年生)
第23回佳作特別賞
バレンタイン 背筋がピンと 張る男子 小西理美(2年生)
第22回佳作特別賞
春の空 どこかさみしく 誇らしげで 小宮路恵(2年生)
関西インターナショナルハイスクールが国語教育を大切にしている理由
インターナショナルスクールの多くは、語学としての日本語教育は行っていても、国語教育は実施していません。しかし、本校は一定以上の日本語力があることを条件に生徒を受け入れているインターナショナルスクールです。
本校は、インターナショナルスクールとして当然ながら英語・国際教育に力を注いでいる一方、日本人が多い学校として国語教育を大切にしています。
母国語を豊かにすることは、生徒の知性が成長するために必要不可欠であるばかりでなく、人格が深められ豊かに育っていくためにも重要なことであると信じています。この意味でも、本校では母国語としての国語教育を大切にして、日本の高校教科書により指導しています。
グローバル化が進む現代社会では、インターナショナルスクール教育は大切です。しかし、本校生徒たちには、国際社会の中で根無し草のような存在に育ってほしくはありません。
日本人生徒たちには日本人としての感性を深め、母国及び母国文化にしっかり根を下ろしつつ、世界で羽ばたいてほしいと願っています。
教育主任 滝本武
↓本校HPはこちら
関西インターナショナルハイスクール
〒545-00053 大阪市阿倍野区松崎町2-9-36
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