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2021.05.21 Lesson

2021年度 集中科目・選択必修科目の紹介

さまざまな魅力のつまった選択制科目

本校では、火・水・木曜日の6・7限目と水曜日の3・4時間目に選択制科目を履修することができます。体育、書道といった科目の他に、英語を強化するための講座や、大学入試対策のための講座も用意されています。そしてさらには、「韓国語」・「中国語」・「スペイン語」といった語学を学ぶ講座や、国内外の時事問題について学ぶ「時事問題」、世界史について各自テーマを持ち、研究レポートにまとめる「世界史研究」といった講座が続きます。好奇心旺盛な本校の生徒たち。選択制科目の履修登録時には例年のように「選びきれない」という声が聞こえてきます。

 

集中科目・選択必修科目を一部ご紹介!

「時事問題」は、水曜日と木曜日に設定されています。新聞や映像を活用して時事問題を「学ぶ」ことで終わらず、その内容について討論するのが本講座の特徴です。知識を得ることにとどまらず、問題について自分なりに考えてみることが求められます。

 

去年から開講された「Debate」という集中科目でも、主体的な学びが要求されます。「Debate」という名の通り、社会問題や国際事象について、反対派と賛成派に分かれて討論を行います。今年度から「英語で討論する」という内容に変わり、苦戦しながらも生徒たちは意欲的に取り組んでいます。

上記のような自分なりに考えてみるという姿勢は、本校の授業でとても大切にされています。卒業までに生徒たちは、英語、日本語を用いて、ディスカッションやレポート作成に何度も取り組み、論理的思考力を養います。

 

また、選択制科目は、生徒のニーズに合わせて毎年更新されます。今年も、いくつか新しい科目が加わりました。

まずは、集中科目「中国語」です。復活が望まれながらも調整が上手くいかず、満を持して復活した人気講座です。履修希望者が多く、2クラスでの開講となりました。中国語の入門ということで、生徒たちは基本的な発音から楽しく学んでいます。語学に対するセンスと意欲を持ち合わせている生徒が多いので、この1年で中国語に「はまる」生徒がどれだけ出るか楽しみです。

 

次は、選択必修科目「日英翻訳通訳入門」を紹介します。この授業は、日本語と英語の違いを確認しながら、英文を正しく解釈し、自然な日本語で表現することを考えるクラスです。比較的難易度の高いクラスですが、3年生を中心に、意欲的で力のある生徒が集まりました。英語、日本語、両言語の美しい使い手として成長してくれることを期待しています。

 

教務主任・国語科教員 古賀美恵

 

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