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2015.09.28

東京研修旅行を機にホテルマナーを学ぶ 一流ホテル勤務の卒業生に来てもらいました

東京研修旅行前にホテルマナーを学ぶ趣旨

明日から1泊2日で東京研修旅行を実施します。今回、一流ホテルで宿泊することを機に、社会人としての良識を身に着ける教育の一環としてホテルマナーを学びました。
今年は本来、この時期に2泊3日で韓国研修旅行を予定していました。しかし、韓国語や食文化などを学ぶ準備授業の真っ最中の6月に、韓国ではMERS(コロナウィルスによる呼吸器障害)で死者が続出したため、急きょ東京に行先を変更しました。
東京では、初日は東京ディズニーランド(TDL)、2日目はグループ別の東京散策などを予定。
宿泊するホテルはTDLのオフィシャルホテルになりました。
高校生にふさわしい、もっと安いホテルを手配したかったのですが、急きょの変更のため、高校生にはかなり高級なホテルとなってしまいました。
このような事情もあり、ぜひこの機会に生徒たちがホテルマナーを学ぶことができるようにと、大阪市内の高級ホテルで働いている卒業生の谷本志保さんに来てもらいました。

ホテルマナー研修の講師は、大阪市内の一流ホテルに勤務する本校卒業生・谷本志保さん

谷本さんは、本校卒業後、甲南女子大学文学部(多文化コミュニケーション学科)に進学。同大学卒業後、このホテルに就職しました。大阪・梅田の一流ホテルで営業の第一線で頑張っています。

高校生が特に学ぶべきホテルマナーの基本 6カ条(抜粋して紹介)

お話の中で、主に6つのポイントを紹介してくれました。
面白かったのは、谷本さん自身、仕事が忙しい時、全力疾走でホテル内を走ることがあるらしいのですが、お客様の姿が見えると、まるで何もなかったかのように静かに歩く・・・つまり、ホテルでは走らない! と話してくれたことです。
その他にも、部屋のドアの開閉は静かに! エレベータは譲り合って! など高校生が注意すべき大切なことを聞くことができました。

谷本志保さんが一流有名ホテルへの就職活動で役立ったことは?

谷本さんがこのホテルに就職したときの、就職活動のこと、グループ面接のことなども話してくれました。10人のグループ面接では、ディスカッションしたり、人に前でプレゼンテーションしたりする本校の参加型授業(アクティブ・ラーニング)が役立ったと話していました。谷本さんが本校在学中、クラスには海外のインターナショナルスクール出身の生徒や帰国生・帰国子女もいて、いろんな意見が飛び交う活発なクラスでした。谷本さんも授業で多くのことを学んだ様子です。

東京出発を前に、 マナーことや谷本さんの個人的な体験のことなど、質疑応答を含めて約40分、大教室に集まった生徒たちはとても真剣に聞いていました。
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社会人として頑張っていることをホテルマナー研修を通して実感

谷本さんは2010年3月に本校を卒業しましたが、久しぶりに彼女に会い、本当に懐かしく、ついつい昔話に花が咲きました。
成長した谷本さんの姿に感動!

卒業生が頑張っている姿を見ることは、教師として最高の喜びです。
教師冥利に尽きる東京研修前日のホテルマナー研修となりました。
教育主任 滝本武
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