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2009.12.20

ブライアン先生の授業を受けて

前回はジェフ先生の授業を見学させてもらいましたが、今回は英語の授業ではなく、ネイティブの先生がどのようにして他の教科を教えているのか興味があったので、今回はブライアン先生のEcology(生物系)と、Environmental Science(地学系)の授業を見学させてもらいました。
どちらの授業も、基本的には教科書を使って、それを読み進めながら授業を展開されていたのですが、ただ読み進めるのではなく、生徒に本文を読ませたり、時折生徒を指名して質問をし、答えさせながら進められていたので、生徒側にも程良い緊張感があり、集中力を持ち続けながら授業を受けていました。ブライアン先生は授業中全て英語で話していたのですが、生徒たちはそれを苦にする様子はなく、しっかりと理解していたみたいで、先生が冗談を言った時はみんな爆笑していました。英語の冗談に対して笑う事ができるのも、英語が分かっているからこそなのだと思いました。
また、Environmental Scienceの授業では、世界の大陸は、始めはほとんどがつながっていたんだよという事を生徒に教えるために、紙で作られた大陸のピースを黒板に貼り、生徒に「これをくっつけてジグゾーパズルを完成させてごらん」と生徒に促していました。最初はそれが何なのか分からず、生徒もゲーム感覚でくっつけていたのですが、実はそれらは世界の大陸で、昔はこのようにくっついていたんだよ、という事を後で説明されていた時、「あぁ、最初のパズルの時から話はずっと繋がっていたんだ」と知り、ブライアン先生の教える技術のすごさを感じました。僕も将来は教師になりたいと思って今勉強しているので、教師になったらブライアン先生のような上手い授業展開ができる教師になりたいです。
谷本 浩瑛  K.I.H.S.卒業生/大阪教育大学大学院生

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