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2012.08.03
インターナショナルスクールならではのオーストラリア・ホームステイ2012
7月14日から28日にかけての2週間、1年生18名は、例年通りあの美しいバイロンベイでホームステイを体験しました。
途中から合流した担任の興野先生がびっくり?!
諸事情により、担任である私は2週目からの合流となったため、1週目は日本で毎日オーストラリアからの報告を聞きながら、皆の様子を想像しては、安心したり、心配したりを繰り返していました。そして23日朝、ようやく感動の再会・・・と思いきや、一人二人とランゲージスクールにやって来る生徒達は、私の顔を見ても全くあっさりしたもので、すっかりバイロンベイでの生活に馴染んだ様子でした。
バイロンベイ英語学校での授業の様子
初日のプレイスメントテストの結果により、13名がKI生のみのクラス、5名がそれぞれ様々な国からの学習生からなるクラスに入って学んでいました。KI生のクラスは経験豊富なMadi先生が担当してくださっており、時に日本語で会話をしてしまったり、指示がよく聞き取れなかったり、あるいは、日本人特有なのでしょうか、なかなか意思表示をはっきりできなかったりする生徒達に対しても、大変忍耐強く、丁寧な指導をしてくださっていました。授業内容も、教材を使っての学習のほか、様々なゲームを取り入れ、また、資料集めと称して外出しバイロンベイの街を歩くなど、生徒達を飽きさせない工夫が随所に見られました。そして私にとって、そのMadi先生の熱心な指導に応えて、楽しみながら、且つしっかりと授業に取り組む皆の姿を目にするのは大変嬉しいことでした。
上のレベルのクラスで授業を受けた生徒もいました
最後の3日間には、このクラスから2名の生徒が別のクラスへと移り、アブダビや、韓国などからの語学留学生が混ざった環境で学ぶことになりました。KI生のみのクラスと比べて、授業のテンポが速く、また他生徒からの反応も明瞭で、多少とまどいもあったようですが、英語学習の面ばかりでなく、異文化を肌で感じる大変良い機会になったことと思います。
また、上のレベルのクラスに入った生徒達も、それぞれに普段のKIでの授業とは異なった体験を楽しんでいる様子でした。
雨が多かったため、午後のアクティビティーは臨機応変に変更しました
午後に行われるアクティビティーは、昨年に比べて天候に恵まれなかったこともあり、変更せざるを得ないものがあって残念でしたが、ランゲージスクールのスタッフが臨機応変に対応してくれたため、思いがけず、楽しい思い出を作ることもできました。
昨年までは体験したことのないサーカスアートもそのひとつで、皆で組み体操を行なったり、空中ブランコ(!)にチャレンジしたり、皆、普段は見られないほど顔を輝かせていました。
現地の小学校訪問、カヤック体験・・・
また、こちらは毎年恒例の、現地の小学校を訪問しての交流会も行いました。この日のために、生徒たちは出発前から時間をかけて、日本紹介のスピーチや、昔話の読み聞かせ、そして折り紙の作り方の指導ができるよう準備を重ねてきました。当日は3つの班に別れ、それぞれ異なったクラスを訪問しましたが、どのクラスでも暖かく迎えられ、楽しいひとときを過ごせたようです。
天候のため体験が危ぶまれていたカヤックは、生徒からの強い要望もあって、どうにか実施することができました。残念ながら、最適の条件とはいえない中でのチャレンジでしたが、皆が波に向かって果敢に乗り出していく後姿を見送るのは、なかなか感動的でもありました。
他にも、「オージーフード」のオリジナルな食べ方を体験したり、アブダビからの語学留学生たちと一緒にボーリングをしたり、と、2週目も毎日盛りだくさんのメニューをこなしました。
お別れのBBQパーティーでは
帰国の2日前に行なわれたお別れのバーベキューパーティーには、ホームステイ先のファミリーもたくさんの方が参加してくださり、心温まる時間となりました。バイロンベイ滞在中の写真が映し出され、2週間を振り返りながら、多くの方々にお世話になったことを改めて噛みしめました。パーティーの終わりに、生徒達は緊張しながら一人一人スピーチを行いましたが、そのどれひとつをとっても、ホームステイファミリーやランゲージスクールの先生、スタッフの方々への感謝の気持ちがよく表されたものとなっており、それぞれたくさんの暖かい拍手をいただきました。
かけがえのない体験をした2週間でした
この2週間のバイロンベイ滞在は、生徒達にとって本当にかけがえのない体験になったことでしょう。英語力のブラッシュアップという目的はもちろん大切なものでしたが、担任としては、家族と離れ異国の地で多くの方々にお世話になるという今回の経験により、彼らがどのように成長したのか、そしてこの経験を今後どのように生かしていくのか、という点にも注目していきたいと思います。1年生がこれからどのような変身ぶりを見せてくれるのか、とても楽しみにしています。
英語科 興野美穂
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