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2017.10.10 生徒の活躍

第28回 伊藤園「おーいお茶 新俳句大賞」に、今年も本校の生徒が入選しました。

日本語の文章力をつける

本校では、国語の授業において「文章力をつける」ことをとても重視しています。

大学のAO入試はもちろんのこと、就職試験においても、自分の考えをまとめる力は非常に重要です。そのため授業の中で、エッセイ、創作物語から意見文まで、さまざまなジャンルの文章作成に取り組んでいます。「文章力をつける」国語の授業の一環として、毎年「俳句」を創作する機会も設けており、伊藤園が主催している「おーいお茶新俳句大賞」に応募しています。

おーいお茶新俳句大賞のHPはこちら

季語など細かいルールにとらわれず自由に表現するところに面白さがある「新俳句」。授業では、生徒の感性が自由に引き出せるよう、あえて事前にあれこれと指導をするのではなく、思うままに書かせるようにしています。

豊かな感性と面白い発想を持っている生徒が多いKI生。見事毎年のように入選者が出ています。応募総数約187万句から、入選入賞するのは約7000作品だということを考えると、入選するのは容易ではないことがわかります。

では、今年度の受賞作品の発表です!

 冬の朝 チャックに噛まれる 長い髪 (大浦 響華 現高3 :応募当時 高2)

受賞した生徒は、「時間をかけて考えたのではなく思いついたことを表現しました。」と言っていましたが、「チャックに噛まれる」という表現など非常に凝っていて即興で書いたとは思えません。

受賞生徒にこの俳句についてインタビューしました。

 

この俳句に込めた思いは何ですか?

——-冬の寒さを自分なりに表現しました。

この俳句が生まれた瞬間のエピソードは?

——-冬の朝急いで服を着替えようとすると、いつも髪の毛がひっかかって、「ピリッ」とします。そのような時、この俳句を思いつきました。

来年度も引き続き「新俳句」の創作は続ける予定です。今後も面白い作品を期待しています。

ちなみに去年のおーいお茶大賞受賞のブログはこちら

 

国語科 古賀 美恵

↓本校HPはこちら

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