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2019.06.27 行事
第29回関西高校模擬国連大会(KHSMUN)報告
KHSMUN 2019 関西高校模擬国連大会に3年生が出場しました!
本校(KIHS)と京都外大西高校の2校で始まったこの関西高校模擬国連大会は今年で第29回目を迎えました。
模擬国連大会とは、出場者が各国代表に扮し、国際問題の解決策を英語で議論する大会です。
関西高校模擬国連大会は、京都議定書が採択されたことでも知られる京都国際会館で開催されます。
生徒達はビジネススーツに身を包み、いつもより格段にしゃきっとして見えました。
今年の議題は『持続可能な開発を通した貧困削減』で、5歳未満児の栄養改善・12歳以下の初等教育の充実・水と衛生による生活改善というテーマで議論をしました。
日本語でも難しいこれらのテーマを英語のポスタープレゼンテーションやスピーチや質疑応答を通して議論します。
本校の学校教育はこの大会に出場し、有意義な議論を出場者とともにできるだけの国際力・英語力を身に付けることを目標にしています。
今年は成績上位者として選抜された24名の3年生が出場しました。
みな、4月からこの大会に出場するために担当国のリサーチや、国際問題の理解を深めるために、授業中はもちろん、放課後や休日の時間も割いて頑張ってきました。
例年通り、「今年の3年生は大丈夫かしら…」と不安な数か月を過ごしていましたが、いざ本番の3日間を迎えると彼らの、逞しさ、成長ぶりに驚かされました。
彼らが他校生徒との交流を通して、目に見えてプレゼン力、思考力、コミュニケーション能力を伸ばしている様子が分かりました。
生徒のフィードバックを読んでも、彼ら自身、自分の成長を実感できていたことが良く分かります。
<生徒のフィードバックより抜粋>
・総会は初回にしてものすごく濃いものになりました。英語スピーチ一つとってもオーディエンスがちゃんと聞いているのと100名以上の人の前に立って話すので、今までよりもはるかに緊張して足がくがくでした。でも、緊張したわりに上手くできたので結果オーライです。
・MUNに出て学んだことは、まず、話し合いをする時、上から威圧的に話しても相手を嫌な気持ちにするだけで、話も聞いてもらえず話が難航するけど、逆に相手のことも尊重し、物腰柔らかに話に行く方が、話し合いがスムーズに進むし、平和にお互い気分よく解決できるということです。相手のことを思いやりながら話し合いをすると、どんなに意見が食い違っても最悪の結果にはならないような気がします。
・成長したなと思うことはどんなに焦るようなことや大変なことがあっても、きちんと自分で気持ちを整理して、落ち着いて京都MUNに参加できたことです。MUN中何回も不安に思うことや、悔しくてどうしようもない気持ちになることがありました。本当に辛かったし、泣きそうになることもありました。けど、そこで諦めたり、適当な事をしてしまったら、今まで準備してきたことが無駄になってしまうし、次の自分に繋がらないなと思ったし、何よりそこで挫けるのが1番悔しいと思って頑張りました。
・大阪大会では、ブロックリーダーとしてブロックの人が不安にならないような指示や説明をしていきたいです。あと、どの人、どの国にも平等に情報が回るように報連相をきちんと行うことを心がけたいです。総会では今回の京都MUNで感じた悔しさをバネに、良いクローズやアメンドメントを作って提出したいです!限られた時間の中でいかに互いに納得がいく結果が出せるかが大事だと思うので、時間も気にしつつ話し合いを進めていきたいです。
・まず、この三日間色んな国について沢山知れたと思う。そして前の自分だったら聞き取れなかった英語でも聞き取れるようになったと思う。でもまだまだ英語力が十分でないことにも気付いたので、これからもっと頑張っていきたいと思う。
私も長く模擬国連の指導をしていますが、改めてこの模擬国連大会というイベントの意義・重要性を実感する機会となりました。
7月16日(火)・17日(水)には大阪国際交流センターで第5回模擬国連大阪大会が開催されます。
この大会は本校が主催しており、全ての3年生が各国代表として出場します。
関西高校模擬国連大会に出場した生徒は議長やブロックリーダーといった重要な役割も務めます。
京都の大会で得た知識や経験を活かし、素晴らしい大会にしてくれることでしょう。詳細はこちら
こちらの大会は見学も自由にできますので、関心のある方はぜひ、高校生が熱く英語で国際問題について議論しているところを見に来て下さい!
頑張れ3年生!
1・2年生もMUN出場目指して頑張ろう!
社会科・2年生学年主任 小谷真貴子
↓本校HPはこちら
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