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2016.10.07
★2016年ベトナム研修旅行 総括(小谷)写真・生徒感想
9月29日(木)朝、大きな病気や怪我もなく1・3年生全員無事にベトナムから帰国することが出来ました。
2泊4日の短い期間でしたが、戦争証跡博物館、地元スーパー、クチトンネル遺跡、レホンフォン高校との交流、ドンコイ通り散策、ミトーのタイソン島散策、水上人形劇鑑賞と盛りだくさんの旅程でした。
KI生は終始ベトナムのバイクの交通量の多さや、売店のお姉さんの押しの強さ、東南アジア特有のスコールなどに圧倒されつつも、発展途上国ならではのエネルギーに感心しきりでした。彼らの表情や様子から、多くのことを学び感じてくれたことが伝わってきて、とても嬉しく思いました。
社会科 小谷真貴子
以下に滞在中の写真を織り交ぜ、参加した生徒の感想を抜粋します。
3年生の感想
・私がこの研修旅行で1番印象に残っているのは戦争証跡博物館やクチでの平和学習についてだ。憲法9条が改正されようとしている日本人に必要なことは平和に対する知識だと思った。
・ベトナム研修に行ってどれだけ自分が恵まれた環境で生活できているのか実感できました。水が安全に飲めること、かばんを取られる心配せず町を歩けること、戦争の心配がいらないことなど、当たり前に思っていたことも実はベトナムや一部の国々からすればとても贅沢なことなんだと知ることができました。ベトナムの平均収入は3万円だそうです。私たちがアルバイトで稼ぐような金額で驚きました。
・バスから見る街の景色や人々が行きかうのを見てこの国で戦争が最近まであったなんて信じられませんでした。市場や町にいるたくさんの笑顔で溢れている人たちとコミュニケーションを取ることが出来て良かったです。値段交渉はなかなか日本で経験することができないので初めてやってみて凄く楽しかったです。
・ベトナムに行く前に結構詳しくベトナム戦争について学んだと思っていたのですが、実際に博物館に行ってみると、やはり想像以上に残酷で非情な戦争でした。人を殺すのが人なら、その事実を伝えるのも人で、それを学ぶのも人です。過去から学んで同じ過ちを繰り返さないようにできるのも私達しかいないと感じました。
・ドンコイ通り散策中、私はベトナムと日本が協力し合いモノレールを建設している工事を見て嬉しく思った。私は日本が世界に貢献している現場を初めて目の当たりにし、誇りに感じた。
1年生の感想
・日本の若者はベトナムの学生を見習うべきだと思います。ベトナムの学生は恐らく生活がかかっているという意識で勉強している人が多いのではないでしょうか。他にも虫や雨などで騒いでいる自分達が恥ずかしかったです。行く前はあまり乗り気では無かったけど、今は凄く行って良かったと思っています。また機会があればもう一度ベトナムに行きたいです。
・同じアジアでも文化の違いがたくさんあった。ベトナム料理は食べたことが無くて不安だったけど野菜がたくさん入っていて体に良さそうだった。ベトナムの人たちはやさしいという印象を受けた。目が合った警備員さんが微笑んでくれたり、レストランの従業員さんが「オイシイ?」と聞いてくれた。レフォンホン高校の生徒たちも温かく迎えてくれて、交流の時間は短かったけど楽しかった。交流した子が日本語を勉強してくれていたり、桜が美しいと聞いたから行ってみたいと言ってくれてとても嬉しかった。
・日本はすでに先進国で、ベトナムはこれから先進国になろうとしている発展途上国です。途上国は先に目指すものがあるので皆で頑張ろうという意気込みのようなものが街にあり、活気もありました。日本には活気はあっても「皆で」というのは少ないように思います。それが周囲への関心の無さを助長しているのではないかと思いました。
・私はベトナムに行くまで本当にアジアが好きじゃなくて、ベトナムも研修旅行が無かったら一生行っていなかったかもしれません。デモそれが今では大好きで絶対また行きたいと思っています。言葉にするのは難しいですが、ベトナムの人々は「生きている」「生活している」というのが目に見えて感じました。
・戦争証跡博物館ではたくさんの写真や展示物から戦争の悲惨さを強く感じました。日本人が取った写真もあって他人事ではないような、近い存在に思いました。ドクさんの講演では、戦争の事実だけでなくドクさんが思うことなども聞けたので良かったです。ベトナムでベトナム戦争について勉強できたことは本当にいい経験だったと思います。
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