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2012.06.26

関西高校模擬国連大会に参加しました

6月21日から3日間、今年も京都国際会館で行われた関西高校模擬国連大会(模擬国連)に参加しました。「子供達の権利を守るには」が今年の議題でした。
23日の京都新聞にも模擬国連の記事が掲載されています。
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例年参加している西大和高校や立命館宇治高校に加えて、今回初めて灘高校が参加。13校から集まった高校生約320人が各国連加盟国の代表者として少年兵や児童労働の問題を議論し、解決策を考えました。
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具体的には、「少年兵を救出するには」「少年兵の更生と社会復帰」「貧困から脱出するための教育」など4つのトピックについて、英語で議論。
本校の3年生は
・アフリカブロック:シエラレオネ/ソマリア
・アジアブロック:ミャンマー/ネパール
・ラテンアメリカブロック:チリ/メキシコ
・ヨーロッパブロック:ロシア
を担当しました。
21日朝、駅で合流した生徒たちは、開口一番「ヤバイ、緊張してきた…。」「お腹痛い…」とスーツできめた他校生徒を見て気圧されたようでしたが、彼ら自身も普段着ないスーツ姿でとても頼もしく見えました。集合時間よりかなり早く集まってきた様子を見て、生徒達のやる気が伝わってきました。
模擬国連本番の一日目は地域ブロックミーティングから始まりました。
各国代表者が考えてきた解決策をプレゼンし合い、意見を交わしてより洗練された文章に修正して本番に備えます。
ここでのやりとりも主に英語で行われます。
本校生徒はこれまでの学びや4月から準備してきた全てを総動員して一人ひとりが自分のベストを尽くしていました。
他校生徒に「すごい知識量だね…!」と感心されている生徒や、上手にディスカッションをしている生徒、想像していた以上の活躍でした。
朝から頭と精神力を使ってクタクタになったことでしょうが、達成感のある心地良い疲労感だったのではないでしょうか。
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二日目はいよいよ模擬国連大会本番です。
3つのコミッション(委員会)に分かれ、各コミッションでは約100人の高校生が前日の準備をもとに白熱した議論を繰り広げます。
議事進行は全て英語で、議論の内容も子供兵士の動員解除や議定書の批准などかなりレベルの高いものでした。
本校生徒も堂々と英語でスピーチを行い果敢に議論に参加しました。
普段の学校生活ではなかなか見せない凛々しい姿に感動しました。
見学に来てくれた1、2年生も「先輩あんなに綺麗な英語喋れるんだ…!」「あの先輩があんなに頑張ってるなら、私も頑張らないと…!!」と先輩の勇姿にかなり刺激を受けたようでした。
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三日目もスピーチや討論、修正案の提出などみなよく頑張っていました。
その間も自分の考えを上手く英語で説明できなかったり、自分の意見を批判されたりと数々の試練があったと思います。
しかし、その経験こそが一人ひとりの成長に繋がる貴重な体験であったということを気付く日がきっと来るでしょう。
生徒達の飛躍と彼らの更なる進化への希望を実感できた、とても感慨深い三日間となりました。
来年の模擬国連大会が今から楽しみです。
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社会科担当 小谷真貴子
模擬国連について詳しくはコチラ
↓本校HPはこちら

K.I.H.S.

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